宮本 百合子

楽しいソヴェトの子供

――ミーチャ、さあ早く顔あらっといで!

お母さんは、テーブルの前へ立ってパンを切りながら、六つの息子のミーチャに云った。

――もうすぐお茶だよ。

父さんは、朝日がキラキラ照る窓ぎわへ腰かけて、昨夜工合がわるかったラジオを熱心に直している。ミーチャは口をあけてそれを見物してたところだ。

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