海野 十三

大脳手術

美しき脛

いちばん明るい窓の下で、毛脛を撫でているところへ、例によって案内も乞わず、友人の鳴海三郎がぬっと入ってきた。

「よう」と、鳴海はいつもと同じおきまりの挨拶声を出したあとで、「そうやって、君は何をしているんだ」と訊いた。

「うん」

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