宮本 百合子

無題(十三)

「道標」のため

○猿の毛皮 矢はず形についだ茶色の猿の毛皮 余りおもくなくて丈夫な

○ガローシをぬぐ つぎに外套をぬぎ すき間風をふせぐためにくびのまわりにまいているネッカチーフをとる。そうするとどんな女もほっそりと小さくなってなかみから現れた。

「ナターシャがはじめての舞踏会へ行ってむかれて現れる」面白さを思い出す。

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