岸田 国士
ファンテジイ
写実主義者たるべく余りに詩人であり、浪漫主義者たるべく余りに哲学者である芸術家――その一部は、彼らが若し自己の生活を肯定するならば、恐らくファンテジストたる路を撰ぶであらう。
ファンテジイは想像を緯とし観察を経とする芸術的手法の一である。
作者の感興を以て現実を程よく着色することである。
非論理的事相に感覚的実在性を与へることである。
岸田 国士
写実主義者たるべく余りに詩人であり、浪漫主義者たるべく余りに哲学者である芸術家――その一部は、彼らが若し自己の生活を肯定するならば、恐らくファンテジストたる路を撰ぶであらう。
ファンテジイは想像を緯とし観察を経とする芸術的手法の一である。
作者の感興を以て現実を程よく着色することである。
非論理的事相に感覚的実在性を与へることである。