村山 籌子

耳長さん と あひるさん

ある朝のことです。耳長さんが、一人でランニングのおけいこをしてをりますと、一匹のあひるさんが、そばへやつて来ました。とても、ずるい、小さな、真白いあひるさんです。そして、耳長さんに言ひますのに

「僕、とても面白いあそびを知つてんだよ。」

そこで、耳長さんは、気が弱いのに、何でも知りたがるくせがあるので、早速その話にのつて、目を丸くして言ひました。

「何? 面白いあそび?」

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