宮本 百合子

日記

一月二日(火曜)

 寿江子と二人。第一信。

一月三日

 小川さんの家へ午後から。坂西という人。「アメリカ発達史」以後一九二九―一九三五以後、ニューディールから今回大戦までの大略の話をきき面白く思った。自分の力で何ものかをなして其を又すっかり失い又つくり直そうとする位の女の据ったところがある。大宜味にしろ。Jさんは、自分の弱さを知らなすぎる。

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