沖野 岩三郎

アラメダより

アラメダの飛行場へ行った。

『飛行機に乗ろう?』

『およしなさい。落ちたら大変です。奥様に申訳がない。』

それはミセス山田の制止であった。そこへのこのこやって来たのはプーシャイドという男。おれの飛行機は美しいから見せてやろうという。見るだけならというので、一行は柵の中に入って行った。そして飛行機エリオットを見ているうちに、つい乗りたくなってセエキスピアと二人で乗ってしまった。ミセス山田を地上に残して。

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