蒲 松齢

蓮花公主

膠州の竇旭は幼な名を暁暉といっていた。ある日昼寝をしていると、一人の褐色の衣を着た男が榻の前に来たが、おずおずしてこっちを見たり後を見たりして、何かいいたいことでもあるようであった。竇は訊いた。

「何か御用ですか。」

褐衣の人はいった。

「殿様から御招待にあがりました。」

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