北大路 魯山人

カンナとオンナ

ひぐらしの鳴き声が涼しい。

わたしは、わたしのテーブルの前に坐って料理をし、客はわたしのテーブルの前に坐っていた。

わたしは、料理をいつも自分で作りつつ食べ、客にもすすめる。

客は詩人であった。

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