坂本 竜馬
手紙
九月六日朝、はからず京師寺町ニ川村盈進入道ニ行合、幸御一家の御よふす承り御機嫌宜奉二大賀一候。二ニ私共初、太郎無二異儀一憤発出勢罷在、御安慮奉レ願候。
一、目今時勢御聞入候。
当時さしつまりたる所ハ、此四月頃宇和島候より長州え送一封の事也。夫ハ此度将軍長征ノ故を、幕史より書付を以て送りタル写也。
其文ニ曰ク、此度進発在ルハ長州外夷と通じ、容易ならざる企有レ之候。尤和蘭コンシユル横浜ニ於て申立也と。
坂本 竜馬
九月六日朝、はからず京師寺町ニ川村盈進入道ニ行合、幸御一家の御よふす承り御機嫌宜奉二大賀一候。二ニ私共初、太郎無二異儀一憤発出勢罷在、御安慮奉レ願候。
一、目今時勢御聞入候。
当時さしつまりたる所ハ、此四月頃宇和島候より長州え送一封の事也。夫ハ此度将軍長征ノ故を、幕史より書付を以て送りタル写也。
其文ニ曰ク、此度進発在ルハ長州外夷と通じ、容易ならざる企有レ之候。尤和蘭コンシユル横浜ニ於て申立也と。