小川 未明
鳥鳴く朝のちい子ちゃん
ちい子ちゃんは、床の中で目をさましました。うぐいすの鳴き声が、きこえてきました。
「おや、ラジオかしら。」
このごろ、いつもお休み日の朝には、小鳥の鳴き声が放送されたからです。しかし、その声は、お隣の庭の方からきこえてくるような気がしました。あちらには、梅林があるし、木立もたくさんしげっていますから、どこからかうぐいすが飛んできて鳴いているのでないかとも、思われました。
「お母さん、あれラジオのうぐいすなの。」と、ちい子ちゃんは、聞きました。
小川 未明
ちい子ちゃんは、床の中で目をさましました。うぐいすの鳴き声が、きこえてきました。
「おや、ラジオかしら。」
このごろ、いつもお休み日の朝には、小鳥の鳴き声が放送されたからです。しかし、その声は、お隣の庭の方からきこえてくるような気がしました。あちらには、梅林があるし、木立もたくさんしげっていますから、どこからかうぐいすが飛んできて鳴いているのでないかとも、思われました。
「お母さん、あれラジオのうぐいすなの。」と、ちい子ちゃんは、聞きました。