小川 未明

はととりんご

二人の少年が、竹刀をこわきに抱えて、話しながら歩いてきました。

「新ちゃん、僕は、お小手がうまいのだぜ。」

「ふうん、僕は、お胴だよ。」

「お面は、なかなかはいらないね。」

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