小川 未明

政ちゃんと赤いりんご

田舎のおばあさんから、送ってきたりんごがもう二つになってしまいました。

「政ちゃんなんか、一日に三つも、四つも食べるんだもの。」

「僕なんか、そんなに食べやしない。勇ちゃんこそ三つも四つもたべたんだい。」

二人は、いい争いました。そして、残った二つのりんごを、どちらが大きいか、めいめいでにらんでいました。

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