古川 緑波

想い出

よき日、よき頃のはなしである。

フランスの汽船会社M・Mの船が、神戸の港へ入ると、その船へ昼食を食べに行くことが出来たものだった。

はじめての時は、フェリックス・ルセルという船だった。

その碇泊中の船の食堂で、食べたフランス料理の味を、僕は永遠に記念したい。

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