古川 緑波

色町洋食

大久保恒次さんの『うまいもん巡礼』の中に、「古川緑波さんの『色町洋食』という概念は、実に的確そのものズバリで」云々と書いてある。

ところが、僕は、色町洋食なんて、うまい言葉は使ったことがないんだ。僕の所謂日本的洋食を、大久保さんが、うまいこと言い変えて下さったもの。然し、色町洋食とは、又何と、感じの出る言葉だろう。

もっとも、これは関西でないと通じない、東京では、色町とは言わないから。

で、僕も、大久保さんの、色町洋食という言葉を拝借して、その思い出を語らして貰おう。

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