陀田 勘助
ある日
砂糖のような安逸が
おれの感覚をにぶらしている
鍋底で倦怠だ! 憂鬱だ! と小声でつぶやいている
若い熱情が下駄の歯のようにすりへりそうだ
青空文庫の作品カード