野村 胡堂銭形平次捕物控一「親分、世の中には變な野郎があるもんですね」八五郎は彌造を二つ拵へたまゝ、フラリと庭へ入つて來ました。朝のうちから眞珠色の霞がこめて、トロトロと眠くなる四月のある日。青空文庫の作品カード