仲村 渠

明るすぎる月

――悪いことがなければよいが

電柱のとつさき、工夫が云ふふん 今夜は誰も苦情は云ふまいて。十分そこらの停電はな。

窓ぎは。若い薬剤師が云ふやあ! まるで砂でも調合してるやうだよ。この匙でね。

夜店。植木屋が云ふ瓦斯を消しちまひな。もつたいない、そのかはり水をうんとやつておゝき。

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