江戸川 乱歩
電人M
少年探偵団員で、中学一年の中村君と、有田君と、長島君の三人は、大のなかよしでした。
ある午後のこと、有田君と長島君が、中村君の家に、遊びにきていました。
中村君の家は港区のやしき町にある、広い洋館で、その二階の屋根の上に、三メートル四方ほどの、塔のような部屋がついていました。その部屋だけが三階になっているわけです。
中村君は星を見るのがすきで、その塔の部屋に、そうとう倍率の高い天体地上望遠鏡がそなえてありました。
江戸川 乱歩
少年探偵団員で、中学一年の中村君と、有田君と、長島君の三人は、大のなかよしでした。
ある午後のこと、有田君と長島君が、中村君の家に、遊びにきていました。
中村君の家は港区のやしき町にある、広い洋館で、その二階の屋根の上に、三メートル四方ほどの、塔のような部屋がついていました。その部屋だけが三階になっているわけです。
中村君は星を見るのがすきで、その塔の部屋に、そうとう倍率の高い天体地上望遠鏡がそなえてありました。