ラーゲルレーヴ セルマ

ニールスのふしぎな旅

1 少年

小人

三月二十日 月曜日

 むかし、あるところに、ひとりの少年がいました。年は十四ぐらいで、からだは大きくアマ色の髪の毛をしていました。この子は、たいして役にもたちませんでした。眠っては、たべるのがいちばんの楽しみで、おまけに、いたずらをするのが大すきという子だったのです。

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