森 於菟

死体置場への招待

拝啓

お嬢さん、わたしは死体屋です。

こんなことをいうと「キャー、あらいやだ」とあなたはおっしゃるかもしれない。

でもほんとうです。わたしは死体屋です。うす汚れた白衣を毎朝まとって、皺だらけの手にキラリと光るメスをもって、モルグの中に降りてゆく死体屋です。

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