グリム ヴィルヘルム・カール・グリム ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール

三まいの 鳥のはね

むかし むかし、ひとりの王さまがいました。王さまには、三人の王子がありました。

ふたりの王子はりこうで、気がきいていました。ところが、三ばんめの王子は、ろくに口もきかない ぼんやりでした。それで、みんなから、おばかさん、とよばれていました。

王さまは、年をとって 体もよわってきました。これでは、いつ 死ぬかもしれません。

(わしの死んだあと、どの王子に、国をつがせたらよいのかな。)

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