グリム ヴィルヘルム・カール・グリム ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール

おおかみと きつね

むかし むかし、おおかみが、きつねを、じぶんのうちにおいていました。

きつねは、動物のなかでも、たいへんよわい けものでした。ですから、おおかみのいうことは、なんでも、きかなければなりませんでした。きつねは、なんとかして、このしゅじんのところから にげだしたいと、おもっていました。

ある日のこと、きつねとおおかみは、ふたりで 森のなかをあるいていました。

そのとき、おおかみがいいだしました。

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