グリム ヴィルヘルム・カール・グリム ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール
土をまるくもった おはか
ある日、お金もちのお百しょうさんが 庭にでて、じぶんの麦ばたけや くだものばたけを、ながめていました。
麦は、すくすく のびています。くだものは、木に すずなりになっています。やねうらのものおきには、きょねん とりいれた麦が、山のようにつまれています。はりが、ささえきれないくらいです。
お百しょうは、こんどは かちく小屋にはいっていきました。なかには、よくふとったお牛もいます。あぶらののっため牛もいます。かがみのように つやつやした馬もいます。
おしまいに、お百しょうは、じぶんのへやにもどってきました。こんどは、そこに、いくつもおいてある 鉄のはこをながめました。そのはこのなかには、お金がはいっているのです。